『ウォーターマン万年筆』はセカイモンでf37194790527から出品され、208の入札を集めて 今までに、23740.50円で落札されました。即決価格は23740.50円でした。決済方法はに対応。京都府からの発送料は落札者が負担しました。PRオプションはストア、取りナビ(ベータ版)を利用したオークション、即買でした。
ウォーターマンフラッグシップの515エグゼクティブモデルの出品です。
ウォーターマンといえば、万年筆を最初に開発したメーカーなのですが、アメリカ生まれのフランスパリ育ちのイメージがあるかと思います。実は数年だけ英国で作られたウォーターマンがあるんですね。それが515エグゼクティブモデルで当時ウォーターマンのフラッグシップ(最上級のペン)として売られた固体です。世界的にも裕福だった英国人のビジネスマンに向けて作られたモデルです。
そもそも英国生産の515モデルは数が少なく、良い固体が無く希少なモデルになるのですが、515モデルの生産期間は1946年から1953年の7年間作られていたシリーズです。その中でも初期型と言われる1946年から1947年の1年間だけ作られた515のペンがこの万年筆になります。初期型の特徴として、ペン芯のフィンがスムース仕様になっていてシャープなペン芯を演出している点です。そしてもう一つ14金ニブに彫られている文字にMADEINENGLAND5の文字が書かれています。後期型は、1948年からMADE IN ENGLANDの文字が無くなり、W5という文字だけ彫られているのが後期型です。そして、ボディーにもMADE IN ENGLAND 515の文字が彫られている物が初期型で、後期は彫られていません。これが1年間しか作られなかったウォーターマンフラッグシップとして幻の515初期型と言われる特徴になります。使い方は胴軸のレバーを90度に起こし、インクに浸した後、レバーを元に戻すとインクが吸入されます。
流石、ウォーターマンのフラッグシップでエグゼクティブ用として売られた万年筆なので、モンブランよりも上質なペンと言われた素晴らしい作りのペンです。ウォーターマンは万年筆を1番初めに開発したメーカーになりますので、当時はモンブランやパーカーが躍進していた時代ということもあり、最初期に万年筆を作り上げたというプライドをかけた一本ではないでしょうか。
コレクションの整理で出品しますが、コレクターの方や、エグゼクティブの方、最前線のビジネスマンの方に使って頂きたい万年筆ですね。vintage市場でも未だに高額取引されていますので、是非この機会に手にして貰えばと思います。よろしくお願い致します。
色 ブラック
ニブ 14金
収納時132㎜ 筆記時121㎜
カテゴリー:
キッチン・日用品・その他##文房具・事務用品##筆記具
Update Time:2025-07-09 07:14:39